「防災ベンチ」の製作・寄贈・改良・新規開発

開発

事業名

「防災ベンチ」の製作・寄贈・改良・新規開発

グループ名

飾磨工業高等学校「県下布防」

事業概要

・ 日常は、ベンチとして使用し、災害時にはコンロとなる「防災ベンチ」(コンロベンチ)の開発、改良を重ね、製作したものを、避難所となり得る学校に寄贈し、これらを目にした人の興味を引くことにより、防災意識の向上を図る。
・ 今年度は防災ベンチを、年間20台の製作を目指し、近隣の学校に寄贈する。
・ 寄贈したベンチのリサーチを続け、いただいた意見と製作過程の反省を生かし、防災ベンチの改良を続ける。
・ 市内に限らず、県下全域の学校に寄贈対象の学校を広げる。
・ 東北や岡山の被災地に寄贈対象の学校を広げる。
・ 来年度は、県下にこだわらず、全国の学校に寄贈の範囲を広げる。「県下布防」から「天下布防」へ活動のグレードアップを図る。
・ 他の工業高校へ「防災ベンチ」の製作ノウハウを伝え、賛同を得て活動に参加するグループを募る。

このプロジェクトへの思い

課題研究という授業の「防災班」で、防災ベンチ(かまどベンチ)の開発、制作と、近隣の避難所となる学校への寄贈を始めました。しかし、授業の中では、1年間で5台ほどしかできないうえ、姫路市内では、100か所以上の避難所があります。
そこで、授業時間にとらわれず、放課後や休日、長期休業中に精力的に製作し、市内から、全県へ、また、全国へ寄贈範囲を広げるべく、制作チームを作って、メンバーを募集しています。私たちの作ったベンチが、それを見かけた人の心の中に防災意識が芽生えるためのランドマークとなってくれることを期待しています。